更年期障害といえば、様々な、人それぞれの症状があります。
それをひとくくりに、不定愁訴といいます。
私の更年期障害の始まりは
いつということははっきりしないのですが
後で考えるとあの頃だったんだと、今にして思います。
始まりはきっと、30代後半です。
その頃、主人は会社経営をしている父親の元で働いていましたが
経理の人に会社を乗っ取られてしまい、
主人も失業に追い込まれ、子供がまだ小さくどうしようか途方に暮れていた時に始めた仕事。
その仕事について独り立ちして、1カ月たった時
「一人で出来た!」という安心した時に動悸から起こりました。
仕事帰りにスーパーにより
レジで精算しているときに、急に心臓がバックンバックン、
そして不定期に脈が止まる不整脈が起こったのです。
それから、横になったらなお辛い症状が何日か続き
循環器の病院に行って、ホルターで心電図の検査をして
結果は全く異常なしでした。
その後、不整脈は収まることなく、
以上が無いのでこれといって薬もない日々を過ごしましたが
あまりに辛いのでリーゼという、軽い安定剤を出してもらい
その安定剤にたよった生活を続けました。
そのうちに今度はほてりが始まり
だるさ、イライラが頻繁に起こり
日常生活がままならなくなり、安定剤、救心、六神願などの漢方薬に頼り日々を
もう10年以上過ごしてきました。
今考えると、プレ更年期の始まりだったんですね。
タイミングがいろいろな事と重なっていたために(子供の小学校入学など)
気がつくのが、こんなに遅れてしまいました(笑)
そして、2年前から今、ホルモン補充療法をはじめました。
ホルモン補充療法を始めた時
「ほんとに私の体なの?」とびっくりするぐらい
快適に日々の生活を過ごせるようになり、
1ヶ月後の検診時に、先生に
「女性ホルモンって素晴らしいんですね!」と報告したのを
昨日のことのように思い出します。
この10年間悩んできた不定愁訴がウソのよう。
でもこのホルモン療法も、全くリスクが無いわけでなく
ホルモンに影響される「ガン」のリスクが高まります。
でもその頃は、それよりも今の体をどうにかして!
そんな気持ちで、藁にもすがるようにホルモン療法を始めましたが、
1年に1度の子宮頚癌・子宮体癌・乳がんの検査を欠かす事が出来ません。
でも1年に1度検査すればいい、と
そう思い、この2年ほどを過ごしてきました。
でも検査を受け、
「異常ありません」といわれるまでのドキドキ
そして言われた後のホッとする気持ちの繰り返し。
まだ2年目ですが、私の場合あと最低2年は続けなくてはいけないようで
その間、ず~っとガンのことを心配しながら続けなければいけないのかなどと
最近、心配になってきました。
そして更年期障害対策について
いろいろと調べるようになってきたのが
この更年期について書いていこうと決めた理由です。
私のほかにもきっと同じように悩んでられる方が多くおられると思います。
その方々のためにも、いろいろな安心できる情報をお届けしていきたいと思います。
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