数年前から夏になるとゴーヤのスムージーを飲んでいます。ゴーヤはそれだけでは苦くて飲めないのであるものをプラスして飲むとすごくおいしくなります。それにヒントを得てエンシュアとゴーヤをスムージーにしたらドンピシャでした!
ゴーヤとエンシュアのスムージー
旦那さんが胃を全摘してから夏になると夏バテがひどく冷たくて栄養のあるドリンクをいろいろ模索してきました。
エンシュアアイス・エンシュアかき氷は、そればかりだと体を冷やしそうで少しこわい気がします。
毎日アレコレエンシュア美味しく飲んだり食べたりする方法を考えてます。今年は庭にゴーヤを栽培しています。
ぼちぼちゴーヤが実り始めました。
もしかしたらゴーヤの苦みとエンシュアのクセのある甘みは、お互いに打ち消してくれるかも!そう思った私は、エンシュアとゴーヤのスムージーを作ってみることにしました。
ゴーヤの苦みを消してくれる食べ物は
ゴーヤスムージーの時に一緒に入れると苦みを消してくれる食べ物はズバリ!バニラアイスクリームです!
初めは半信半疑で入れてみましたが、バニラアイスを入れると本当に苦みがカモフラージュされるんですよ。想像ですがアイスクリームの乳成分がゴーヤを包み込んでくれるので苦みが感じにくくなるのかしらと思っています。
アイスクリームを入れる前は、ゴーヤ・バナナ・豆乳or牛乳・ヨーグルトで作っていましたが、やはり苦くて飲みにくく不評でした。そこへバニラアイスを入れるようになってからは、息子などはゴーヤと気が付かずに飲んでくれるようになりました。
寒い冬を除いてわが家では毎朝スムージーを飲みます。夏はスイカのスムージーなど季節を意識したもので、スイカのスムージーには大葉をたっぷりと入れるととってもスッキリとした味わいになって好評です。大葉は鉄分も豊富なので貧血予防にも最適です。

ゴーヤとエンシュアのスムージーのレシピ
レシピというほどではなく、アバウトな作り方です。
ゴーヤは旬の時期に中の綿をとって、薄く半月切りにしてジプロックに入れて冷凍保存しています。このようにしておくと使いたいときにすぐに使えるのでとっても便利です。冷凍保存したゴーヤを気分・体調に合わせて適当な量を使います。
上の材料をミキサーにかけるだけで簡単に作れます。
※わが家ではゴーヤの他、バナナも斜め切りにしてレモンを振りかけて冷凍しています。とっても便利ですよ。
ゴーヤの栄養成分
ゴーヤは別名にがうりというほど、強い苦み成分があります。この苦み成分をモルデシンといい、数種類のサポニンと20種類のアミノ酸からなる栄養成分です。サポニンというと田七人参を思い出しますが、抗酸化作用・血流改善・抗がん作用・腸内の脂肪の蓄積の予防・脂肪肝などの予防・咳・痰の除去作用などの健康効果が認められています。特にわが家で有難いのは抗がん作用です。

ゴーヤにはその他にビタミンc・食物繊維・鉄分・カルシウム・カリウムも豊富に含まれていて、胃がんで胃を全摘した旦那さんには必要不可欠な栄養素ばかりです。胃を全摘しているのでどうしても栄養の吸収が悪く、体重減少と貧血に悩まされています。ゴーヤは鉄分も豊富なので貧血を軽減できればと期待しています
ゴーヤの栄養成分モルデシンの健康効果
ゴーヤの栄養の主成分のモルデシンは、サポニンを多く含んでいるのでかなり苦いです。モルデシンの効果は、血圧・血糖値を下げる効果・肝機能を高める効果・疲労回復などがあります。夏の疲れなどによい成分です。季節の野菜には季節ごとに適した効果がありますね。旬の物を食べることはしいては体の為に良いということですね。
栄養価が高いゴーヤをを見分ける方法
ゴーヤは大きすぎるものよりも小さくてミドリが濃くイボイボが細かいものの方が苦みが強く栄養価も高いので、栄養価を優先に考える場合は苦いですが小ぶりのものを選ぶようにしましょう。
上の写真のゴーヤは、わが家の庭で育ったものですが、大きめなので栄養価的には小ぶりのものよりも少ないです。でも苦みがその分少ないので量が食べられます。お料理にするときにはこれぐらいの大きさのゴーヤが良いと思いますが、スムージーにするときはもう少し小さくて、イボイボが小さく密集しているものを選びましょう。
ゴーヤの保存方法
ゴーヤなどの野菜は、冷蔵庫の野菜室で保存しますが、その保存の仕方にコツがあります。ゴーヤは乾燥を嫌うので、乾燥しないように新聞紙などで包んでポリ袋に入れて、ゴーヤが成っている時の形、つまり立てて保存すると長持ちします。
沢山収穫出来たりいただいたりした時は、上にある写真のように、綿をとって半月切りにしてジプロックなどで冷凍保存するのがおすすめです。冷凍保存しているからと安心しないで、味が落ちない間に食べきるようにしましょう。約1か月間保存できます。
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