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退院おめでとう!|胃癌全摘手術からの生還

退院祝い 花束 胃全摘後闘病日記
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11月12日。旦那さん退院しました!
胃癌全摘手術からの生還なんて大げさなタイトルです。旦那さんと私たち家族にとっては本当にありがたい事です。これからが大変なのは重々わかっているんです。これから始まる抗がん剤治療は退院後1回目の外来の時に、摘出したリンパの生研で今後の方針を決めていくといわれていて、これからの治療はまだまだ不透明。何があるかわからないのですが、やっぱり無事に手術を終え、「胃を全摘した結果目に見える癌はすべて取れ根治です。」と言われたので、次の外来までぐらいはハッピーな気持ちでいたい!だから胃癌全摘手術からの生還なんです。

退院の手続き後に行った場所は

会計を済ませ、病棟で退院の手続き・ドクター・看護師さんへの挨拶をすませたあと向かった先は、病院内のカフェ。

珈琲が飲みたい!といってカフェに行きましたが、飲んだのはカフェオレ半分。病院内であってもカフェでくつろいでいるという実感。退院したんだ!という実感をかみしめていました。
私はこの日の朝、なんとなくザワザワした気持ちで体調も芳しくなく朝ご飯が食べられませんでした。でもカフェに入ったらお腹が急にすいてきて、私だけモーニング。旦那さんには大好きなウィンナー一口とスクランブルエッグをおすそ分け。たったこれだけでもすごく幸せで、命のありがたさ、食べられることへのありがたさをかみしめていました。

お世話になりました。

 病院
お世話になった病院です。ドクターも看護師さんも素晴らしい人ばかりで、感謝感激です。入院前はこんな日が来るなんて(来るのに決まっているのですが)思いもよらない心境でしたが、退院できたんだ!癌を取りきれたんだ!という思いでいっぱいの2人でした。入院する時、今年はまだ汗ばむような陽気でしたが、秋は足早に過ぎ去り退院前日ぐらいから冬将軍到来。とっても寒い日になりました。胃を全摘した旦那さんはかなり寒がりになっていました。内臓を取るということは、その近くの血管も一緒に取ってしまうので、血の巡りが悪くなり寒がりになるそうです。これから寒さに向かって行くので大変だ~

退院して向かった先は京都の大原

大原2017-11-12
退院日は日曜日。日曜日といえば里の駅大原の朝市です。私たち夫婦は時間がある日曜日は必ず訪れる場所です。この日はお昼前で朝市は終わっていましたが、おなじみの山川珈琲さんの美味しいコーヒーで一休み。
里の駅大原 山川珈琲さん
毎週日曜日は里の駅大原に出店されています。
実店舗は、私たち夫婦が育った京都の家具の町夷川にあります。>>>coffee山川

珈琲とゆず餅
山川さんの珈琲と、里の駅大原の新商品ゆず餅で一休み。胃を全摘した旦那さんは、何でも食べられるとはいえ、やはり食べたら困る食品もあります。その食品に大好物のお餅があるのが可哀そう~これからお正月だというのに、来年のお正月はお雑煮食べられないの?それほど可哀そうなことはないと思いますが、でも今は食べられることのありがたさを噛みしめているので「そんなの食べられなくっても大丈夫だよ」と言っていますが、喉元過ぎれば熱さを忘れるにならないで欲しいものです。まあそれが人間なんですけどね。でも大切な体のことですから、ドクターがおっしゃった「これから一生自己管理ですよ」という言葉を、しっかりと胸に刻んでほしいですね。

入院の日通った道

洛西銀杏並木
入院の日通った銀杏並木。今度は家路につきます。入院の日の銀杏は少し色づき始めでしたが、17日たつとしっかりと黄色く色づいていて、もう散り始めていました。あっという間に季節は過ぎていきますね。来年、再来年、ず~っとず~っと健康でいられますように。この景色を幸せいっぱいで見られますように。

娘の旦那さまからお祝いの花束!

家に帰ってしばらくすると、タイミングを合わせたように花束が届きました。一番上のお写真の花束です。お花が大好きな旦那さんはお悦び。娘夫婦は遠く離れた場所に住んでいるのでなかなか家に帰ってこれないですが、娘の旦那さんはすごく優しい人で、こんな細やかな気遣いをしてくれるのがとっても嬉しいです。
これほど皆に愛されているって、本当に幸せですよね。「わかってますか?」と私は旦那さんに言いたいです(笑)

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