PR

入院中の病院食のまとめと手術前は何を食べていいの?

胃全摘後闘病日記
スポンサーリンク

旦那さんの入院中の病院の食事のまとめです。メニューの一部は写真を撮り忘れたために上げることはできませんが、大まかな食事内容の写真をUPしていきたいと思います。胃全摘前と後との食事内容です。

胃の全摘手術をされる人・家族の食事に対する気持ち

旦那さんが胃の全摘手術後、初めて送られてきた画像を見た時、正直「こんなに食べられるの?」「こんなに食べていいの?」と驚きました。実際には術後数日は、3分粥を5粒ほど、赤ちゃんのたまごボーロ1個の日もありましたが、数日もするとほぼ完食の日も出てきて、旦那さんは食べられるほうだったと思います。

胃の全摘手術を控えている方は、術後の食事はどうなるの?介護の流動食みたいなのから始まるの?そんなことが一番不安だと思います。癌の今後の治療も含め、もしかしたら食事のことが一番気になると思うんですね。実際に旦那さんの横で見ていて、食べることへの不安が治療の次に一番気がかりだと思いましたので、こちらにその内容のまとめを上げていきたいと思います。

手術前の食生活と術後食べられないものの一部

胃カメラで画像を見て、胃癌の状態を目で見ているわけですから、何を食べたらいいの?そんな不安がよぎりました。手術まで何を食べたらダメなのかを実際にドクターに聞いたところ、「アルコールは飲まないほうがいいでしょう。」と言われ、それ以外は何も注意を受けませんでした。でもこれはドクターの見解の差があり、初期診断された病院ではこのように言われましたが、セカンドオピニオンを受けた病院では、「刺激物(唐辛子等)アルコールは少しぐらい大丈夫ですよ。」と言われました。結局入院先はセカンドオピニオンの病院に決定しましたが、その選択に間違いがなかったというのが感想です。

今はネットで調べたり、知識を得る機会が多くあるので調べてみると、はやり術前は何を食べてもいいと書いてありました。術前に好きなものを心残りなく食べておくと(もちろん刺激物は控えました)、術後の食事のリハビリがうまくいくと書いてあったので、旦那さんは術前は贅沢三昧。食べたいものを全て食べつくしたという感じです。
旦那さんの好物はお寿司・うなぎ・ステーキ・ラーメン・蕎麦などですが、ラーメン・蕎麦は術後でも食べれるだろうと食べずに、ほとんど毎日お寿司の生活。そして息子が休みの日にはお肉を食べに行ったり。唯一食べ残したのが、うなぎ。よほど心残りだったのか、入院してから旦那さんから電話で連絡が。「外食してもいいんだって!!!うなぎ食べに行こう!」 というわけで、息子と3人で手術2日前に京都の梅の井さんにうなぎを食べに行きました。

満足したつもりだったのですが、術後思わぬことが起こりました。「麺類が食べられない!」 大好きなラーメンとお蕎麦を食べ残していたのですご~く後悔。術後は時間をかけてゆっくりと噛まないといけないので、噛まないで喉で味わう麺類を食べると、腸重積(イリウス)が起こる可能性があるので、術後はしばらく控えないといけない食材でした。それに気が付かず術後に病院からくるラインには「退院の日には、尾張屋さんにせいろを食べに行こう!」というメッセージ。麺類は食べれないのに……でも一生食べられないわけでなく、胃が無くなった体が順応すれば、また食べられるということを聞いて安心したようです。一つぐらい残しておいたほうが、術後の「早くあれを食べたい」という気持ちで、食べることのリハビリの意欲が出て、良いかと思いました。

朝食

術後病院食2017-11-02朝

術後病院食2017-11-03朝ごはん
術後病院食2017-11-03朝ごはん

術後病院食11-06朝(ほぼ完食病院食

昼食

手術前

術後1日目に初めて出た食事です。
術後1日目.

術後病院食2017-11-02 昼献立

術後病院食11-05昼

夕食

術後病院食2017-11-02 夜ご飯(鶏と野菜の煮物)

術後病院食2017-11-03夕食

術後病院食11-06夕病院食

こちらの病院食の感想

病院食って味気ないというイメージでしたが、こちらの病院の食事は、本当に充実していて見た目にも楽しめるメニューになっていました。ただ味付けは病院食なのでやっぱり薄味。旦那さんは「お醤油が欲しい」なんて贅沢を言っていましたが、薄味に慣れてほしいので「病人でしょ(笑)」と一笑しました。

このお写真を見られた人は、「こんなに沢山食べれるの?」「こんなに沢山食べないといけないの?」な嬉しいような不安な様な気持ちになられると思いますが、もちろん体調に合わせてこんなに食べられなかったら食べなくてもいいんですよ。旦那さんも初めは3分粥5粒だけ、なんていう日もありました。ほぼ完食になってきてからも、全部完食とはなりませんでした。でもこの食事内容を写真に収めることで、一つ責任感が生まれ、そして退院後食事を作っていかないといけない家族にとっても、何を食べてもらえばいいの?という不安が無くなり、気持ちもすごく楽になりました。

胃癌全摘の告知を受けてから、今後の癌の治療はもちろん、再発の不安などもありますが、術後の体を元気にサポートするためにはどうすればいいの?そんなことばかり考えていたので、この食事日記はすごく助けになりました。
胃を全摘しても、再び食べることはできるんだ!これから手術をされる方の食事への不安を少しでも軽くできればと思います。

コメント

タイトルとURLをコピーしました