よく耳にする血糖値っていったいなんなの?血糖値のコントロールって出来るの?ず~っと気になっていた血糖値について調べてみました。
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血糖値とは
血糖値をざっくりとした説明をすると、体の中を流れる血液中のブドウ糖の濃度のことです。血糖値の濃度が高いのを高血糖、低いのを低血糖といいます。低くても高くても私たちの体には悪影響を及ぼします。
私たちが食べたものにある糖質は胃・腸で分解されてブドウ糖になります。分解されたブドウ糖は血液に取り込まれます。私たちの体はブドウ糖が多くなりすぎないように一定の濃度を保つような仕組みになっています。血糖値とはブドウ糖の血液中の濃度のことを言います。
健康な人のブドウ糖の濃度は100mg/dlで、食後すぐに計っても160mg/dlまでになっています。血液中のブドウ糖の濃度を一定に保つために脾臓からインスリンというホルモン分泌されますが高血糖状態が続くと膵臓が疲れてしまってインスリンを分泌できなくなったり、正常に分泌されているにもかかわらず細胞が満足に働いてくれなくなってしまいブドウ糖濃度を一定の基準に保てなくなったりします。その結果糖尿病・心筋梗塞・肝硬変などにかかりやすくなります。
一方血糖値が低い低血糖の場合は、無気力ななったりイライラしたり、集中力がなくなったりします。あまりにも低くなると頭痛・めまい・吐き気がしたりそれが進むと気を失ったりと危険な状態になります。
血糖値は高くても低くても私たちの体にとって悪影響があるといわれています。血糖値を安定させると糖尿病・心筋梗塞・肝硬変などの予防になり、健康への秘訣といっても過言ではありませんね。
糖尿病
糖尿病は遺伝的な要素を持っているといわれています。しかし生活習慣を正すと糖尿病を発症せずに過ごせるともいいます。糖尿病にはⅠ型とⅡ型があり、日本人の糖尿病の患者の約90%がⅡ型糖尿病です。Ⅱ型糖尿病は遺伝的な要素をもつ糖尿病です。遺伝的は要素をもつⅡ型糖尿病が発病する原因はなんらかの引き金があるといわれています。その引き金となるのは肥満・ストレス・過食・加齢・妊娠などです。糖尿病の人と糖尿病予備軍の人の割合はほぼ同じ1000万人といわれています。なんと成人の5/1が糖尿病もしくは糖尿病予備軍です。
糖尿病予備軍は糖尿病にはなっていないから安心ということでもなく、予備軍でも糖尿病の人と同じくらいの糖尿病予備軍といっても糖尿病の人と同じくらい動脈硬化が進んでいる人、心臓病にかかるリスクがあるひとなどがおられるので、予備軍といってもあなどれませんね。しかし予備軍の間に生活習慣などをただすことで発病せずにすむ場合があります。
血糖値のコントロール
糖尿病予備軍の間に、暴飲暴食を控えるだけで血糖値が安定してくるといわれています。その結果糖代謝が改善されて脂肪細胞・筋肉細胞内でインスリン本来の力を発揮できるようになってきます。そうなると血糖値が正しくコントロールされるようになってきます。暴飲暴食だけでこれほどまでに血糖値が正しくなるのですから、それに加えて適度な運動などを取り入れて糖尿病予備軍からの脱出をはかりたいものですね。
毎日の生活で血糖値の上昇をおだやかにする方法
血糖値のコントロールを毎日考えて生活するのはいつも病気を意識して生活するようで気分も滅入ってしまいます。自然な形で血糖値の上昇を穏やかにできるならそれに勝るものはありませんね。
私たちが毎日口にするものにお茶などの飲み物があります。お茶は100人中100人が口にするのではないでしょうか。それならば血糖値を安定させる作用のあるお茶を毎日の生活に取り入れたり、食後必ずコーヒーを飲む人ならフィットライフコーヒーのように食後の血糖値の上昇を穏やかにするコーヒーに変えるなど、生活に簡単に取り入れられるものもたくさんあります。
またお茶・コーヒーだけでなくパンが好きな人は食物繊維の豊富な全粒粉のパンに変えたり、EPA・DHAなどが摂取できる魚介類を食事にプラスするなど、調べてみれば意外と沢山あるのがわかりました。
毎日忙しくてお料理にそれほど時間をかけられない、また単身赴任されている旦那さん、一人暮らしの方など生活に簡単に取り入れられるものといえば、やっぱりドリンク類が一番手っ取り早い方法だと思います。
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