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胃癌全摘手術後6か月|大好きなお酒再開 今年の夏はビアガーデンに行けるかも
2018.05.03
胃全摘した旦那さんとお酒
胃を全摘する前の旦那さんはビール党で、1年中365日毎日ビールが欠かせませんでした。
胃を全摘すると、炭酸系の飲み物はお腹が張るので飲みにくいと聞いていたので全摘してから半年アルコールはほとんど飲みませんでした。飲んだとしてもお猪口に半分程度のチューハイです。チューハイをお猪口で飲むなんて信じられますか?それでも旦那さんは満足していました。
4月30日で術後半年を迎え、ゴールデンウィークに入りました。ゴールデンウイークに久しぶりに息子も家でゆっくりと食事する日があり、チューハイを飲みたそうにしていた旦那さんに
「お父さんも飲んでみる?」と言って、チューハイをグラスに1杯ついでいました。
横で見ていた私は、また詰まらないかハラハラでしたが、半年たてば炭酸系のアルコールも飲めるようになるんですね。
今年の夏はビアガーデンに行けるかなと、楽しみが増えた一日でした。
胃全摘後初めてのお酒は
胃を全摘後半年で初めて飲んだお酒は、ストロングゼロの巨峰です。ストロングゼロといえばアルコール量9%で、酎ハイとしては強いお酒です。術後半年手ストロングゼロをコップに2杯飲めるようになりました。でも飲みすぎは健康な人でも気を付けなければいけないことなので、胃を全摘した旦那さんには、あまり沢山は飲んでほしくは無いと思っています。
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胃全摘後にお酒を飲むときの注意
胃全摘の手術をした旦那さんは、食道を小腸でつないでいて、その次に十二指腸になっています。当然のことながら胃でアルコールを貯めることが出来ないので、直接腸の中に流れ込んでしまいます。
糖分を取ったときと同じように、急に腸の中にアルコールが入るとすぐにアルコールが吸収されてしまうので、血液の中のアルコール濃度が高くなり、以前よりもお酒に酔いやすくなってしまうので、胃全摘前とおなじようなスピードではお酒を飲むことはできません。
旦那さんは胃全摘後半年たった昨日、グラスに2杯のチューハイを飲みましたが、ゆっくりゆっくりと飲んだので、お酒のまわりもそんなに早くなく、美味しく楽しめたようです。
今までは息子と一緒の食事の時は先ほど書きましたように、チューハイであってもお猪口に半分という飲み方をしていました。それでも十分に満足していました。このようにして徐々に徐々にお酒を飲めるようにしてきました。
炭酸飲料を避けるように指導される理由
炭酸飲料はお腹に炭酸ガスがたまって苦しくなるので避けるようにと言われるようです。胃の手術をしていない人も、炭酸系の飲み物をたくさん飲むとお腹が張ってゲップがでてスッキリするという経験をお持ちのように、胃を手術した人もゲップをするとスッキリするのですが、そのゲップがなかなか上手に出来ないために苦しくなるようです。それは胃を全摘した人だけでなく、胃を1/2・1/3摂った人も、胃全体が小さくなっているので同じ症状に悩まされる人が多いそうです。
術後半年たった旦那さんは、胃の無い生活にもだんだんと慣れ始めてきたので、きっと上手に炭酸飲料を飲めたのだと思います。旦那さんのようにゲップを上手に出せるようになった人は炭酸系のお酒を飲んでもかまいませんが、やはり上手に出せない方は炭酸系のお酒を避けて、ワイン・日本酒を飲むのは大丈夫ということです。
ただ癌になってしまうと想像を絶するストレスがあります。そのストレスに耐え切れずにアルコール依存症になってしまう方もおられると聞きます。酒は百薬の長といいますが、「過ぎたるは及ばざるが如し」で、飲みすぎは健康な人でも良いことはありません。まして癌患者になってしまうと再発のリスクが上がるともいわれているので、お酒が無くっても大丈夫なら飲まないに越したことはないのではと、私自身は思っています。
せっかく手術がうまくいって、再発のリスクも低い状態なので体に気を付けてほしいとものです。
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