胃を全摘すると栄養の吸収率が悪くなるようで、特に旦那さんの場合は貧血がひどく血液検査の度に鉄分不足を指摘されるようになりました。毎日の食生活で鉄分を少しでもとることができればと思い、毎日鉄分をとれるお料理を作っています。その中で旦那さんが気に入っている代表的なレシピをご紹介します。
鉄分改善レシピ
パセリの素揚げ
パセリが大好きな旦那さんのお気に入りレシピです。パセリが大好きという理由が、パセリは添え物というイメージの私には理解できないのですが、パセリは豊富な鉄分があるので、旦那さんには食べてもらいたい食材の一つです。
パセリの素揚げは、名前の通りオリーブ油でカリっと揚げるだけの手間いらずのレシピです。食べるときにお気に入りの塩を付けて食べるのがおすすめ。
わが家のお気に入りの塩は、岩塩と藻塩です。
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レバーが苦手な人も食べれる鶏レバーの佃煮
レバーは旦那さんはもともと大好きですが、私が大の苦手でした。30年前の妊娠中、鉄分をとるために頑張って食べようとしても、やはり食べることができませんでしたが、今日ご紹介するレシピだと、鶏レバーの癖をあまり感じられず食べることが出来るようになりました。それ以降レバーの苦手意識は全くなくなりました。
鶏レバーの佃煮のレシピ
※4の工程の湯でこぼしを2回することが一番重要!茹でこぼしを2回するとほぼ臭みがとれます。
鉄分が多い食材
鉄分にはヘム鉄と非ヘム鉄の2種類の鉄分があります。鉄分は体に吸収されにくいミネラルの一つですが、動物性の食品に含まれるヘム鉄は、人間の体内にあるヘム鉄と同じ種類の鉄分なので、比較的吸収されやすいといわれています。
※牛肉などは赤身の部分に鉄は多く含まれているので、牛肉は赤身を選ぶほうがより鉄分がとれます。
※鉄分は内臓に多く含まれるので、レバーをはじめ、魚類では内臓を食べるアユ・そして貝類は内臓を一緒に食べるので鉄分が沢山とれます。
鉄分を吸収するために気を付けること
鉄分は体内に吸収されにくい栄養素です。研究で明らかになった数字は肉や魚など含まれるヘム鉄は15~25%、野菜、豆類、穀類などに含まれる非ヘム鉄は2~5%の吸収率という低さです。貴重な鉄分を少しでも多く体内に吸収するには食事中の食べ合わせを少し変えることで防ぐことが出来ます。
鉄分の吸収をよくする食材など
鉄分を少しでもたくさん吸収するために一緒に食べるとよい栄養素はビタミンC・クエン酸です。食材としてはビタミンCとクエン酸といえば野菜類・果物類ですね。
※フライパンで調理するときは、テフロンのフライパンよりも鉄製のフライパンを使用するとよい。
鉄製のフライパンといえば頭に浮かぶのは中華鍋ですが、中華鍋はたいそうなので、最近話題のスキレットはコンロ・オーブンなどで調理したお料理をそのまま食卓に出せるので便利です。
一緒に飲んではいけないお茶の種類
食事をするときに飲むお茶の種類によっても、大切な鉄分の吸収に作用されます。それはお茶に含まれているタンニンが鉄分を排泄してしまう作用があるので、お茶を一緒に飲むときはタンニンの多い緑茶ではなくほうじ茶にするなどほんの少し生活習慣を変えるだけで鉄分を多く吸収することが出来て貧血予防になります。
タンニンを多く含む緑茶・紅茶・コーヒーなどは、食後30分以上たってから飲むようにすること。食後のコーヒーはわが家になくてはならない習慣なので、食後30分経ってからにしています。
※フライパンのところで書いたように、お茶を淹れる急須は鉄瓶を使うと鉄分を少し多めにとれます。
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まとめ
鉄分は吸収率が悪いので、日頃から鉄分を体に取り入れることを意識した生活をするとかなり違ってきます。
吸収率の悪い鉄分を合理的に少しでも多く摂るためには、鉄分を摂るということを意識して調理したり、調理道具も鉄製のものに変えるなどすることも重要です。調理道具を鉄製に変更場合は考えなくても調理するだけで鉄分を勝手に沢山摂れるので得策ですね。
鉄製品のお手入れ法
ただ鉄製の調理道具はお手入れが大変と思われますが、フライパン・スキレットの場合はいたって簡単です。
鉄瓶はお手入れが少し難しいですが、使い始めの1か月のお手入れをしっかりすると末永く使うことができます。
>>>鉄瓶のお手入れ
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