術後7日目の様子
この日は術後7日目。退院後の食事指導の日です。そしてその前に抜糸していただきました。とっても順調なので鴨川に散歩に行ってもいいですよということで、食事指導の後2人で鴨川に散歩に行きました。久しぶりに外気に触れて、とっても気持ちよさそうでしたが、しばらく病院内から外に出なかったので少し疲れたようです。
そして「ダンピングに気を付けてゆっくりなら、何でも食べていいですよ」と言われたので、まずは主人の大好きなカンロ飴を差し入れました。飴一粒でこんなに感激してくれるなんて(笑)
術後7日目の病院食
朝食
これだけの量の食事をほぼ完食できるなんて、たった1週間なのに回復力すごいですね。驚くばかりです。
夕食
それにしても、こちらの病院食は素晴らしいと思います。病院の朝食といえばパン・フルーツ・牛乳のみのところが多いですが、こちらは朝食から栄養バランスも整っています。朝・昼・夕の三食ともバランスが素晴らしいです。家に帰っても作れるかしらと少し不安だったので、胃手術後の100日レシピ―退院後の食事プラン (100日レシピシリーズ)という本で勉強中。
退院後の食事指導
術後の病院食をほとんど写真を撮ってもらって見ていたので、大体のことはわかっていましたが、胃を全摘後も基本何でも食べれるということを聞いてびっくりしました。私は退院後は離乳食のようなペースト状の食事を作らないといけないと思って覚悟していたのですが、実際にはほとんど今までと変わらずで良いということでした。ゆっくりと時間をかけて食べれば、ほとんどの物が食べれるそうです。水なども一口、口に含んでから飲み込むようにということでした。
ただ、きのこ・海草・そしてゴボウなどの食物繊維の多いものは避けるようにということでした。これから冬にかけての旬のみかんは、中の袋に食物繊維がたくさんあるので、袋を剥いて食べれば全然大丈夫ということでした。
食べるのに注意がいるものの一つに、麺類があったのにびっくりです。麺類は当然食べてもよいと思っていたのですが、そば・うどん等はほとんど噛まずに飲み込んでしまうため、ダンピングを起こしやすいということで、麺類を食べるときもよく噛んでゆっくりとという注意をいただきました。
主人も私も一番驚いた食べ物は、なんとお酒です。少量なら飲んでもいいといわれてびっくり!ビールなどの炭酸系のものは、お腹が張るので控えたほうがいいですよ、と言われただけでした。胃を全摘しても少量ですがお酒が飲めるなんて、考えてもいませんでした。
退院後の食事指導を受けて
退院後の食事指導を受けて、旦那さんの帰ってからの食事にかなり頭を悩ませていましたが、全部払しょくされて気分が明るくなりました。気を付けることは食材選びだけでなく、胃を全摘したのでどうしても体重が減少してしまうために、なるべく野菜中心よりもタンパク質・炭水化物を多めに食べてくださいということでした。今まで野菜中心を心掛けてきましたが、こちらは180度変わってしまいます。体重が減りすぎると免疫力などが低下することから、現在の体重を最低限でも維持できるようにということ。そして食事は1度にたくさん食べられないので(実際旦那さんは結構食べられるほうだと思いますが)、一日の食事を4~5回に分けてということでした。午前中は10時、午後は3時ごろに完食の時間を持つとよいそうです。食事といっても間食の時間は、カステラなどでもよいそうです。思ったより楽そうなのでほっとしました。
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