道の駅で見つけたイチジクのグラッセ。とっても甘くておいしく、毎日の珈琲のお供として気に入っています。
珈琲だけでなく・紅茶・日本茶にもとってもよく合います。
原材料
いちじく・砂糖・ブドウ糖・デキストリン・ラム酒パウダー・クエン酸・亜硝酸塩・香料
道の駅で購入しましたが、残念ながら無添加ではありませんでした。デキストリン・亜硝酸塩・香料が少し気になります。
気になる方は、熟していない小さいイチジクを購入して、家で簡単に作れますので作ってみてくださいね。
いちじく
中国ではいちじくを不老長寿の果物と呼ばれています。
イチジクにはビタミン・ミネラルがバランスよく入っていて、特に女性の美と健康に一目おかれている果物です。
イチジクの旬は夏に旬のある夏果と秋の旬の秋果があり、6月~10月と比較的長く食べることができます。
最近ではハウス栽培・貯蔵の仕方が進んである程度の野菜・果物が手に入りますが、イチジクは旬の時期でないと生の果実は手に入りません。そこで晩秋から梅雨の時期には採れないために、グラッセ・甘露煮などにして冬に備える地方もあります。
このように保存して食べるようになったのには、イチジクが体に良いからという理由のためだと思われます。
そこでイチジクの効能を調べてみました。
いちじくの成分と効能
ペクチン
水溶性の食物繊維のペクチンを多く含んでいることで腸を活発化させ便秘に効果があります。ペクチンは善玉菌のえさになるため、乳酸菌が増えることで腸内フローラの環境がよくなり、腸内の環境は全身の健康状態にも影響してくるので、ペクチンは大切な栄養素です。
特に便秘の時には1日2~3個食べるといいかと思います。ただしお子様の場合は食べすぎると下痢などを起こすことがあるので注意が必要です。
タンパク質分解酵素
タンパク質分解酵素のフィシンやアミラーゼが含まれているので、胃もたれや二日酔いにも効果があります。
カリウム
カリウムは体の中の余ったナトリウムを汗・尿などで体の外に排出する働きがあり、血圧の安定やむくみの予防などにも効果があります。
カルシウム・鉄分・ビタミン・ミネラル
イチジクには鉄分とカルシウムがたくさん含まれているので鉄欠乏性貧血の予防・骨を強くしたりする働きがあります。
そのほかミネラルの亜鉛・マグネシウムクエン酸などもバランスよく含まれていて、疲労回復など様々な健康効果があります。
アントシアニンとザクロエラグ酸
アントシアニンはよく聞く名前ですが、ききなれない名前のザクロエラグ酸も豊富に含まれています。
アントシアニンはポリフェノールの一種で活性酸素を除去する抗酸化作用があり動脈硬化・糖尿病など生活習慣病を予防する働きがあり、またザクロエラグ酸はシミ・シワなどおお肌の老化に効果があるなど女性にとってもうれしい効果が満載です。
植物性エストロゲン
エストロゲンというと更年期障害を想像しますが、イチジクにの種子にはエストロゲンが多く含まれていて、ホルモンバランスを整える作用があります。月経前症候群・更年期にも効果があります。
根元の茎を折るとでる乳白色の液体は?
イチジクの茎からでる乳白色の液体には、昔から皮膚や筋肉をやわらげたり、なめらかにしたりする効果、そしてイボにも効果があると言われていますが、触れるとかゆくなる体質の方もおられるので、あくまでも食べ物だという認識であまり塗ったりはしないほうが良い場合もあると思います。
まとめ
イチジクはこのようにたくさんの効能があります。
特に女性の体に良い成分をたくさん含んでいます。更年期・月経前症候群などに悩んでられる場合、冬場は生のイチジクがないので
グラッセ・甘露煮などで常備したくなりますね。
またイチジクのドライフルーツも最近ではよく見かけますが、ドライフルーツは生のものよりも栄養価も甘みも凝縮され、グラッセ・甘露煮のように砂糖を使っていないのでカロリーもそれなりに低く、効果もあるので最近は注目されています。
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