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京都府立医大「永守記念最先端がん治療研究センター」竣工

病院 胃全摘後闘病日記
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旦那さんがお世話になった病院は、京都府立医科大学付属病院です。入院前から病棟の北側の建築中の建物が気になっていました。そして病院前にある石造りの看板?には「がん征圧センター」と書いてあり、そのところもこちらの病院に決めた理由です。

「永守記念最先端がん治療研究センター」

「永守記念最先端がん治療研究センター」は旦那さんの入院中にお見舞いに行くとき、毎日のように前を通りました。その間に備品などを搬入されていたので、もうすぐだな~ なんて思っていました。すると昨日(11月25日)新聞に「永守記念最先端がん治療研究センター」の竣工式があったことが報道されていました。日本電産の永守重信会長兼社長さんによる70億の寄付から作られた施設だそうです。

京都に初の癌陽子線治療

京都府には今までなかった、癌陽子線治療も2018年度内には稼働されるそうです。がん保険には先進治療特約というのがありますが、実際に使おうと思っても遠方の病院に行かないと使うのは難しかったけれど、2018年度に癌陽子線治療も稼働するとなるととっても心強いです。京都の人もがん保険の高度先進医療特約に加入する意義も出てきましたね。

「これだけ癌に力を注いでいる病院なら、絶対大丈夫という思いで京都府立医科大学付属病院を選びました。そんなすごい病院なのに、ドクターの方も看護師の方もみなさん優しくって、患者の立場になって考えてくれる、そんな素晴らしいスタッフの方ばかりでした。入院期間は2週間余りと患者側からすれば「もう少し見てほしい」と思うのですが、それはどこの病院も今はそのようでした。

癌完治までの道のりは長く……

癌は完治までの道のりが長く、これから抗がん剤などの治療が始まるので、このような立派な病院にお世話になって本当に良かったと思っています。癌で怖いのは見えない癌細胞が体のどこかにあった場合、それが何年か後に再発という形で現れること。本当に長い道のりです。私の友人で乳がんの方が数名おられますが「10年間再発をビクビクしていかないといけないのよ」とすごく怯えている友人もいます。それだけ長く戦うということなんですよね。癌になってしまった本人が一番苦しいのですが、またその本人を支える家族の苦しみも大きいです。実際にはなかなか難しいことも多いのですが、少しでも明るく笑いがある家庭にすることで、癌細胞を撲滅したいと思います。

癌患者の気持ちの2種類のタイプ

癌治療までの道のりは長くのところでも書きましたが、ほとんどの癌を患った人は「10年間再発にビクビク……」という方が多いと思うのですが、私の乳がんを患った友人の一人が、本当に乳がんだったの?と思うほど明るく元気な人がいます。その友人は片方に3センチの癌が2個見つかったので温存手術は望まれませんでした。それよりも「ピアノを弾けなくなるほうが私にはストレス。おっぱいよりも私はそっちを選択します」という明るい彼女です。


そして術後数年たっていますが、その明るさは変わらないどころかますますバージョンUP。主治医の先生に「太ると体の変化が写りにくいので(CT等に)太らないように」と言われれば、60歳になってからバレエ)を始めました。そんな前向きな彼女にすごく支えられています。私がもしそうなったら、彼女のように生きられるかというのはわかりませんが、本来の明るい性格・そして前向きな強い性格はどのような場面においても見習っていきたいと思っています。

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