2016年5月にサタデープラスのテーマは血管若返りの伝統食材の紹介でした。まずはじめに紹介されたのは、北海道のガゴメ昆布です。北海道と言えば日高昆布・利尻昆布などでとっても有名です。サタデープラスで紹介されたがごめ昆布は、3割以上が食物繊維でなかでもフコイダンとアルギン酸が多く含まれている昆布です。
がごめ昆布とは
がごめ昆布は、北海道函館あたりでとれる昆布で、表面がでこぼこしていて、体の中に取り込むと、血液の成分を上手にコントロールしてくれ、健康維持にとっても良いそうです。
がごめ昆布は5月ごろから夏にかけてだけしか収穫できないというとっても貴重な昆布なんですよ。
最近たまにスーパーなので見かけていたがごめ昆布。とっても気になっていましたが、まだ買ったことは無くこの日のサタデープラスを見て、絶対買わなくっちゃと思い始めました。
がごめ昆布の特徴
がごめ昆布は、表面がカゴの模様のようなので、カゴがなまってがごめと言われるようになった。かごのめ→がごのめ→がごめとなっていったのでしょうね。
(DR.プラスの画面をスマフォで撮影してお借りしています)
大きいものは幅50cm 長さ3mにまで成長。
10数年前までがごめ昆布は、真昆布の成長を妨げる雑草ならぬ、雑海藻として
嫌がられていましたが、最近の研究で驚異の健康の成分があることが分かり
注目の食材になってきました。
がごめ昆布特有の健康成分
昆布は切り口から大量フコダインとアルギン酸が出てきます。昆布を水につけるとネバネバした液体がでてきますね。それが昆布の栄養成分フコダインです。最近になってフコダインは癌細胞の増殖を阻害する働きがあるということがわかってきました。癌細胞は毛細血管から大量の栄養を摂るといわれています。そして自ら新生毛細血管を作って増殖するといわれ、フコダインはその新生毛細血管を作れないようにする作用があることがわかってきました。
がもめ昆布のフコダインは、ひっぱっても切れないぐらいのネバネバさです。そのねばねばが血液中のコレステロール・中性脂肪を増えるのを抑えてくれる働きもあり、健康長寿のためにはとってもありがたい食材です。
わが家のがごめ昆布の使い方
昆布を水につけて水出しした後の昆布は佃煮にしたりして、できるだけ捨てないように使っていますが、がごめ昆布はネバネバが強いので、佃煮にするとあまりに糸を引くので家族には少し不評です。
でも水出ししたあとのがごめ昆布は、まだまだ栄養が残っていると思うと捨てるのはもったいないの、私はがごめ昆布をミキサーなどで粉末にしてお汁に直接入れて使っています。そうすればがごめ昆布の栄養素をまるごと食べることができるので、胃がんを患った旦那さんには、少しでもたくさん食べてほしいのでこのように使っています。
ただ粉末にすると、お汁に黒い粉が漂うのが少しデメリットですが、お味噌汁・青菜の煮びたしなどは全く気にならないので、積極的に使っています。家族だけの食事の時などは、気にしないでどんなお料理にも使っています。
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