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NHKあさイチ藤山直美さん復帰インタビューの感想と「がんとお金の話」

胃全摘後闘病日記
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ちょうど一年前の今月、旦那さんは胃癌宣告され、胃の全摘を余儀なくされました。それから1年のまとめの記事は先日UPしました。

胃がん告知から今月で一年|1年間のまとめ
旦那さんが胃がんの告知を受けてから今月で1年。この1年のわが家の環境はめまぐるしく変化しました。

2018年10月11日のNHKあさイチに出演されていた藤山直美さん。1年8か月の乳がん闘病生活の気持ちのインタビューを目にしました。藤山直美さんの妹さんと知り合いの旦那さんにも見せたいと思い録画しました。

藤山直美さんのインタビューを見て

私の子供の時から親しんでいた喜劇役者の藤山寛美さんの長女である藤山直美さん。姿だけでなく演技までお父様を見ているようで、藤山直美さんの出演されている番組を見るのがとっても楽しみでした。その藤山直美さんが乳がんと聞いて驚くばかりでした。

インタビューを拝見していて感じたことは、藤山直美さんの心の大きさと深さです。乳がんで抗がん剤・放射線の苦しい治療をしているのにもかかわらず、周りで悲しんでいる妹さん・お母さまのことを見て悲しくなるとおっしゃっていた藤山さん。旦那さんもそうですが、普通は自分が病気になると周りの事よりも自分が一番になってしまって、周りの人たちがどれだけ心配しているかを考える余裕が無いのが一般的だと思います。そのことからしても懐の大きい素晴らしい方だと思いました。

乳がんの経験をされた藤山直美さんは、「こんな経験、誰もしてはいけない」検診は自分の為だけでなく、家族・まわりの大切な人の為にも早期発見できる検診を受けてほしいとおっしゃっていました。

手術から1年8か月の闘病生活

手術を受けられてから1年8か月。今月復帰された藤山直美さんはゼロからのスタートではなく、マイナスからのスタートとおっしゃる。抗がん剤・25回の放射線治療をして終わりじゃなく、これから元の自分に戻らなくてはいけないが、元の自分には戻れない。でも少しでも元の自分に戻るためにはかなりの時間がいるということ。この2年の間に年を重ねているので、もとの自分には戻れるはずがない。ということからマイナスのスタートとおっしゃっていました。その闘病の間にはもちろん味覚障害なども経験されていますが、先生の言われることを素直に聞く。素直になると体も素直になるのでしょうねとおっしゃっていました。

インタビュアーの馬場さんが、先生のことは信頼していてもたくさんのことを質問してしまい、ただ素直に受け止める強さはないんじゃないかな」そうおしゃっていました。

それに対し藤山直美さんは、病気のことは何もわからないんだから、お任せするしかないと思って1年8か月を過ごしてきたとおっしゃっていました。

私たちもお医者様のことは信じていても、いろいろな症状があらわれてくると、いろいろと調べたりして、素直に聞いているつもりでも、実際は素直に従っていないのではないかと思います。自分が選んだ信頼できるお医者様なのだから素直に聞くということが秘訣なのかもしれません。

最近ではいろいろな癌の情報が溢れています。沢山の情報に翻弄されず、自分がしっかりと選んだ主治医をしっかりと信じて治療するということが秘訣なのでしょうね。



復帰後の今の心境は

藤山直美さんが復帰された今の心境は、「不安の方が多い。これは日にち薬でしょうね」 喜劇役者として1つのセリフを息切れせずに言えたなどの積み重ね。そうしていくうちにマイナスからフラットになりプラスになっていけばいいとおっしゃっていました。

そうですよね、旦那さんも胃を全摘した時から昨日までの旦那さんの体ではなく、毎日自分の体と向き合ってプラスに変えていってほしいと思います。胃をなくすということは、毎日食事をするので、胃がんを意識しないときが無いというぐらいです。1年間その辛さに向き合ってきた旦那さんですが、藤山直美さんの1年8か月には、まだ8か月もあります。その間にせめてフラットの位置に戻ってほしいと思います。

旦那さんの術後1年後の検査

今月術後1年の初めての検査を受ける旦那さん。10月に入ってから日に日に再発しているのでは・・・という心配が頭から離れない旦那さん。私も顔には出しませんがやっぱり心配です。最近の体調を見ているとすごく疲れやすいようで、それが病気が進んでいるのか、また再発の恐怖からそうさせているのかは定かではありませんが、一日中癌のことを考えて過ごしている状況です。少しでも気がまぎれるようにしようと思いますが、なかなかそうはいきません。藤山直美さんのインタビューを聞いて癌と向き合うのではなく、今の自分の体としっかりと向き合い、体の声を聴きながら食事・生活を正して行ってほしいと思っています。それがなかなか難しいのよね・・・

癌と向き合わずにできる方法を模索中

毎日自分の体を見て癌と向き合っている旦那さん。


先日のNHKあさイチの、癌になったときのお金の話でお医者様がおっしゃっていましたが、癌の治療に専念するために仕事を辞めてきました」という方のことを、びっくり退職というそうです。旦那さんも似たような感じですが、やはり仕事をすると気持ちもまぎれるので、体力に合った仕事について欲しいと思い、旦那さんの状態を見ながらですが、いろいろ提案をしています。虫の居所が悪いと「癌なのに仕事をさすのか!」的なことを言われたりしますが、でも家でじっとして(今は午後数時間のアルバイトをしています)体の事ばかり考えていると免疫力も下がるので、やっぱりもう少し長く仕事をしてほしいと思っています。

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